芸能人、バイト応募に失敗ー韓国

　芸能人。芸1本の収入でラクラク暮らしていくには、なかなか難しいと聞く。けっこうテレビの端役で見かけるようになってもバイトと掛け持ちだったり(小手伸也氏も数年前まではテレビショッピングのQVC社のテレホンオペレーターをしていたことは有名。生番組でシフトの報告をしていた)。

　韓国の俳優もまたしかり。小手氏のように、番組のフリートークで社名を叫べばそれだけで多額の宣伝費がチャラになるものを。
いや、韓国は、芸能人が自社でバイトしていることが世間に知られると「闇に葬る話」が暴露されることを恐れるのか。
大ヒット韓流ドラマに多数出演している役者が、韓国大手自動車メーカーの起亜自動車の生産職新規採用に応募した。
しかし、面接も受けられずに、1次選考で「健闘を祈ります」こと「おいのり」メールを受け取る結果になった。

　生産職の給料は、日本円にして年間1100万円ほど。(日本よりもはるかに高収入)俳優を長く続けても年間それ以上稼げないなら、若いうちに一般人に戻るほうが正しい場合もある。
芸能人としてチャラチャラして生きてきたのに、今更安定性を求めるんじゃないよと1次選考で落ちたも考えられる。
しかし、人事担当が、彼の名前や出た番組や映画など全く知らなかったともいえる。
普通に一般人が受けても数百倍を記録する難関であるだけに、中途半端なランクの俳優では広告塔にはならないと考えたか。

　最近お見かけしないが、ヨン様が応募したら、仕事がまったくできなくても、会社に所属しているというだけで売り上げは右肩上がり。

　韓流が世界各国でいまだに流行しているのに、その中のいくつかの作品に出ただけでは、社会的認知度は低いのだろうな。彼が俳優でのし上がって、この会社のCMを蹴る姿が見たい。
【編集 : af】