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ブリーダーという殺戮者 韓国

Global News Asia / 2025年1月22日 10時0分

 2024年、犬に対して大切にしなければならない、いわゆる「伴侶犬」法ができたというのに、韓国政府というのは、どこまで施行能力が低いのであろう。犬鍋などの食用犬だけに対する法律で、他にもいる犬にはこの法律は及ばないのか。

 ブリーダー。良種の犬と犬を掛け合わせ、子犬を産ませ高値で売る商売。本来ならば、数頭のつがいからより優れた子犬を繁殖させる環境がベストだ。しかしそれでは商売にならないのも本音。

 2023年6~7月の間に、商品価値のある子犬を取り出すために、生きたままの母犬の腹部を切開して(麻酔なし)殺害した業者が、起訴された。
母犬だけでなく、商品価値のなくなった老犬15匹を筋肉弛緩剤などを投与して殺害した。

 人間に例えるのは恐縮だが、価値がある子犬といっても、、、、、8か月子は育つが9か月後は育たないという言い伝えがある。いち早く売りたいにしても、臨月まで母胎の中にいてこそ良犬が生まれる。中途で出した子は、見た目は大丈夫でも、そんなにしないうちに、成犬になる前になんらかの障害が出て、韓国の方々言うところの「ペットには不向きだわ」になって、マンションの高層階からぶんなげられる結果になる。生き物、哺乳類がなぜ臨月まで母親のお腹にいなければならないのか、十分に学ばなければならない。

 このブリーダーが経営する繁殖上は2013年から運営されている。親戚を含め家族営業、さらに全員無資格(繁殖場の許可もとっていない)。飼育頭数は400匹から1400匹までに増えた。一坪に15匹を閉じ込めるブロイラー飼育された犬もいる。資格もないのに、ワクチンや薬を適当に投与し、死ねば冷凍庫で保存してから山に埋める。

 起訴はされたものの、これからもっと本格的な捜査が入るらしい。らしいというのは、食べられないし伴侶犬にもならない、単なるペットにこの国は本気を見せるか危ういからである。
【編集 : fa】

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