中国で大流行、第二の新型コロナ「ヒトメタニューモウイルス(HMPV)」春節大移動・危険
Global News Asia / 2025年1月17日 6時0分
2025年早々、新型コロナウィルスはまだ王座におり、インフルエンザは本来A型が流行る時期なのに(それに合わせて秋にワクチンを打つ)、吐き気や頭痛から始まるB型が流行し始め、マイコプラズマも静まらず、あらゆる流行系の疾病が世界中にはびこっている。
そしてついに、第二の新型コロナウィルスと呼ばれる感染症が発症した。「ヒトメタニューモウィルス(HMPV)感染症」。
病院は患者で踏み場もなく、待合室で座ったままの点滴。特に14歳以下の小児の患者や中国北部地域の患者が急増していると言われている。
しかし「たいしたじゃない」と政府は、重い腰をあげようとしないばかりか、椅子をクルクル回してニヤニヤしている。
とりあえず、飛沫感染だと言われている。感染した人の分泌物や汚染された物品に接触した際にうつるらしい。発熱やせき、たんや鼻水、鼻づまり…インフルエンザB型と似通っている部分もある。もちろん、元祖新型コロナとも。
ただ、今は、これらに対処療法的な治療法があるのに、このHMPVには予防ワクチンや抗ウィルス剤がない。とりあえず解熱剤しか使えない。ゆえに、気管支炎や肺炎にかかりやすい。命がかかっている点においては、元祖に近い。
中国だけでなく、インドやアメリカでもじわじわ患者が出始めている。それに対しては「今期は逆に呼吸器感染者は少ない=言いがかりを付けるのをやめろ」と威嚇している。
そして、やはり元祖の時と同じように、手洗いとマスクを、中国政府は勧めている。
今年のインフルエンザA型が、往来のA型とは微妙に違う。そのいいわけにB型が早く出てしまったと口をそろえたら。
反ワクチン派の方々は、普通の風邪と言う。筆者も死にたくないのでワクチンは打っていないが反かと問われれば、人それぞれ風邪の症状は違うからねとしか言えない。昨年夏に肺炎まで行くコロナになったが、それ以来、自分の体調が自分でどうにもできず不安に思うことは多々ある。
【編集 : fa】
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