本を読んだから何者になれると言うのだろうか・韓国
Global News Asia / 2025年1月28日 9時15分
昔学校から帰ると、親とか大人のいる前で国語の教科書(別に算数でも社会でもいいし、図書館から借りたものでもいいし…度胸があるなら週刊新潮でもいい)を「夕読み」として読む課題があった。何日か同じ個所を読むので暗記してしまって、ページをめくらないと「暗記しているでしょう?」と突っ込まれる。そして、夕読みカードに書名と、聞かせられた大人のサインを書く。あれ、大人になって何の役に立っているんだろう。新潮のエッチなページくらいは役に立ってると思うが。
地域によっては、朝、登校して、朝読みとしてクラス中で読むとこもあった。
韓国の小学校高学年の読解力がとても低下している。3人に1人が「ほとんど本を読まない」と堂々と答えている。本を読むなら、スマホのなんらかを読むのだそうだ。
筆者はやはり昭和の人間なのか、ネットで読んだものは秒で忘却の彼方に消える。やはり、紙に書かれているものを音読、黙読どちらでも、頭に入る。少なくとも1時間くらいは頭の中にいる。
今の子はすごいね。ネットの文字の理解力はあるんだから。
韓国で本を読んでいる子でも、30分程度。2時間以上読む子は100人中4人しかいない。
学年が上がるほど読まなくなる人数が増える。さらに、都会の子は本を読むが、田舎の子は読む習慣すらない。
本…J-POPやK-POPもだけど、現代の言葉は、言わなくっていいことまで全部書いてしまわれている。本とは、本当は、行と行の隙間に書いてあることを読み取れと言われている。
余白こそが文学なのだ。全部書かれて説明されては「へ~」だけだ。
韓国でもそうであるように、日本でも本を読む子が減っている。人間関係を担うのも読書からだ。何の役にたつだろうが、実は立っている。
町から本屋が消えて、紙物も消えてネットがかわりになる。あまり好ましいことではないような気がするが、一度潰れた書店は復活できない。
【編集 : fa】
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