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国際協力銀行、三菱UFJリースのタイ法人向け投資クレジットラインで契約を締結

Global News Asia / 2014年9月28日 10時13分

バンコク三菱UFJリース株式会社(BMUL)がタイ進出を考える企業向けに提供できるサービス。

 2014年9月22日、国際協力銀行(以下、JBIC)は、「海外展開支援融資ファシリティー」の一環として、三菱UFJリースのタイ法人バンコク三菱UFJリース株式会社(以下、BMUL)との間で、締結済みの日本の中堅・中小企業の海外事業展開支援のための投資クレジットラインに基づく初めての案件として、JBIC分融資として約153万1000ドル(約1億6000万円)を限度とする貸付契約3件を締結したと発表した。

 本クレジットラインの下で契約締結した個別融資3案件は、広島アルミニウム工業のタイ法人ハル・アルミナム・タイランド株式会社が実施する自動車部品の製造・販売事業に必要な設備を、BMULからファイナンス・リースで調達する際に必要な資金に充てられる。

 本融資はいずれも、民間金融機関との協調融資によるもので、総額は約225万2000ドル(約2億1500万円)。

 BMULはタイのバンコク銀行と三菱UFJリースとの合弁会社で資本金6000万バーツ(約1億8000万円)、生産設備、オフィスのIT・OAおよび事務機器、自動車等を導入の際に、ファイナンス・リース、オペレーティングリース、オートリース、割賦販売等のサービスを提供する。

 広島アルミニウム工業は広島市に本社をおき、自動車向けを中心に、ダイキャスト、鋳造鍛造、樹脂製品の成型・加工・販売を手がけており、海外はタイのほかに、ベトナム、メキシコ、中国に工場を持つ。

【編集 : YK】

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