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大同工業、インドで二輪車用チェーンの量産を開始

Global News Asia / 2014年10月6日 11時36分

2014年9月29日に行なわれた大同工業のオープニング・セレモニー。

 2014年9月30日、大同工業は、インドの子会社ダイドー・インド株式会社が2013年3月より進めてきたラジャスタン州ニムラナ工業団地内の生産工場の増設が完了、二輪車用チェーンの一貫生産体制への移行と量産を開始したと日発表した。

 大同工業グループは、「新たなステージへの変革」をスローガンとする第9 次中期経営計画(2012~2014 年)の一環として、拡大成長を続けるインド二輪車市場への本格参入を図るべく、2012年8月の同社での二輪車用チェーン組立工場を立ち上げた。

 拡大する市場に対応するため、この度、生産体制の整備および現地での価格競争力強化を目的に5億7000万ルピー(約10億円)を投資して生産工場を増設(増設エリア3000平方メートル)、原材料の現地調達を含めた部品加工から組み立てまでの一貫生産体制確立に備えた。

 最終的な設備の調整および品質の確認を完了、一部は先行的に稼働していたが、9月29日のオープニング・セレモニーを経て、本格的に一貫生産体制による量産を開始した。

 今後は、これまで営業拠点として築いてきた販売ネットワーク、一貫生産体制への移行により強化・拡充された生産能力の両面をもって、インド二輪車市場における補修市場向け及び完成車メーカー向けのシェア拡大し、当社グループにおける二輪事業の底上げとグローバル事業の拡大を目指す。

【翻訳/編集 : YK】

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