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【タイ】「アセアン生活者フォーラム」=博報堂

Global News Asia / 2014年10月10日 11時25分

「アセアン生活定点2014」各国共通して、日本と比べて突出して高かった意識は「私の将来は明るい」「私の周りに夢や希望が多い」。(写真は、フォーラムで挨拶する博報堂 戸田裕一 代表取締役社長)

 2014年10月9日、博報堂生活総合研究所アセアンは、「アセアン生活者フォーラム2014~アセアンにおける新たな家族像~」と題した、アセアンの生活者に関する最新の研究成果をバンコクで発表した。

 最初に、博報堂の戸田裕一代表取締役社長は、「今回の研究の基本の考え方となる『生活者発想』は、博報堂グループのフィロソフィーであること、博報堂生活総研アセアンは、博報堂が日本で蓄積してきた生活者研究のノウハウを活かし、アセアンに根差しながら企業のマーケティング活動をサポートしていくことで、生活者・社会に貢献し、『アセアンでの博報堂の独創性』を確立していく」と挨拶した。

 発表内容の骨子は、「アセアンにおいて新しい家族が誕生しています。アセアン各国に共通している経済成長に伴う都市化・核家族化によって、日本や先進国のように、家族の分断・分散が起こるのではなく、アセアンは独自の道を辿ると考えました。『核家族化してもなお一族全体で幸せになりたい』、『経済成長とスマート化が同時に起こる世界的にも類を見ない環境の中で、住居環境向上よりも情報環境整備を優先したい』というアセアン各国の家族に共通する二つの欲求により、一見大家族が複数の核家族に分散・分断しているかのように見えますが、実は一族の連携は強まっているという新しいアセアンの家族像が見えてきました。私たちはこの一見、分散・分断しているように見える、見えない大家族を『The Connected Family』と命名しました。本研究を通して、大家族でも核家族でもなく『The Connected Family』として一族全体で幸せになろうとするアセアンで共通する生活者の姿が浮かび上がってきました」など。

 今後の方針として、「博報堂生活総研アセアンは生活者研究を継続し、独自の視点でアセアンの生活者を見つめ、新しい角度からの洞察を提言していきます。」と話している。

【編集 : 朝日音然】

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