【ラオス】雨季明けの行事が各地で盛大に開催

Global News Asia / 2014年10月13日 12時33分

僧侶も灯籠作りに余念がない。何日も前から幾槽もの籠船を編んでいる(撮影地:サワンナケート)。

 2014年10月8日、満月を迎えたこの日、ラオス各地では雨季明けなどを祝う行事が盛大に開催され、多くの人出で賑わった。

 この行事は、雨季明けとともに僧侶が3か月に渡って、僧房での修行を終える出安吾(オークパンサー)を祝うもの。そして、タイでは今年11月8日となる灯籠流し(ロイクラトン)もこの日に行なわれ、さらには日中のメコン川では村対抗のボートレースが繰り広げられる。仏歴によって日にちが決められるため、西暦では毎年日にちが違っている。

 こうしたいくつも行事が重なるこの時期、ラオスは10月4日あたりからお祭りモードになっていた。そのクライマックスが、10月8日に行なわれたウィエンティアンと灯籠流し(ロイクラトン)だ。

 ウィエンティアンとは、灯明をを掲げ、本堂の周囲を念仏を唱えながら行列で3周すること。そして、境内に設置された船を型取った灯明台に松明を灯す(ラオス語では、ロイフアファイ)。

 灯籠流しはこれらの後、川で行なわれる。各家や人それぞれにバナナやココナツの葉などを編み込んで作られた灯籠にロウソクを灯し、思い思いの祈りを込めて流れに委ねる。

 かつては、いずれも来世の幸せな転生を祈り、願ったと言われ、今でも表向きはそう説明されている。しかし、現代においては、素敵な恋人に巡りあいますようにとか、もっと幸せになりますようになどと、俗な現実的な祈りがなされている。

 特にメコン川沿いの地域では、闇夜の大河に流される灯籠の光が幻影的な列をなし、見ているだけでも静粛な気持ちになる。

(写真提供:太田亨/岩月祐二)

【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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