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【ベトナム】国際協力銀行、玉田工業の製造・販売事業を支援=総額約9億6000万円

Global News Asia / 2014年10月21日 13時37分

安全・安心・経済性を重視した二重殻地下タンク。

 2014年10月15日、国際協力銀行(以下、JBIC)は、「海外展開支援融資ファシリティー」の一環として、玉田工業との間で、JBIC分融資として630万ドル(約6億7000万円)を限度とする貸付契約を2件締結したと発表した。

 本融資は、玉田工業が、100%出資子会社であるベトナム法人TAMADA VIETNAM COMPANY LIMITED(以下、TKV)を設立し、石油備蓄用地下タンク等の製造・販売事業を行なうために必要な資金を玉田工業に対して融資するもので、三菱東京UFJ銀行及び北國銀行との協調融資によるもので、協調融資総額は900万ドル(約9億6000万円)相当。

 玉田工業は、1950年の創業以来、石油備蓄用地下タンク等の製造・販売を手がけている。ベトナムでは、モータリゼーションの進展にともなう給油所の増加や環境配慮に対する意識の高まりを背景に、安全性の高い石油備蓄用地下タンクの需要拡大が見込まれており、玉田工業は2014年2月に設立したTKVを通じて、今後成長が期待されるベトナム地下タンク市場シェアの取り込みを目指す。
【編集 : YK】

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