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【タイ】ロイクラトン祭りでチェンマイ空港発着の112便がキャンセル

Global News Asia / 2014年10月29日 19時0分

灯籠(クラトン)を流す(ローイ)前に必ず祈る。そして恋人同士が流した2つの灯籠が離れずに流れて行ったら、ずっと添い遂げられるといわれている(資料写真)。

 2014年11月5日から7日にかけて、タイ北部チェンマイでも、タイ3大祭りのひとつ、ロイクラトン祭り(灯籠流し)が行なわれる。その際に打上げられるコムロイと呼ばれる手製気球が、付近を飛ぶ航空機の安全を妨げるとして、期間中112便が欠航になるとタイメディアが報じている。

 3日間のロイカトン祭り期間中、112便もの離発着が欠航になるのは、チェンマイ国際空港。国内線96便、国際線16便の他に、国内線30便と国際線20便がスケジュール変更を余儀なくされる。

 チェンマイでのロイクラトン祭りは、灯籠を川や水辺に流すだけではなく、別名イーペン祭りと呼ばれる行事がある。手漉き紙の提灯に蜜蝋で灯を灯した気球「コムロイ」を空に放す光景が幻想的で、日本でも何度もニュースなどの番組で取り上げられ、観光客も多く訪れる。

 以前は、地元民が密やかに空に放っていたのだが、観光キャンペーンもあり、外国からコムロイ目当ての客も毎年急増している。そのため、最近では地元の祭りとは別に観光イベントとして、外国人向けに別の日程で行なわれている。

 昨年チェンマイ空港の周辺では、1419個の気球が上げられたというが、今年はそれを上回るとの予測がされている。

 しかし、今回のキャンセルや変更によって、国内線で1万6200人、国際線でも2400人の乗客に影響が出る。

 また毎年、空に放たれた気球が燃え尽きずに落下し、周辺の樹木や家屋がボヤになるなどの事故も起きている。

 そして、灯籠流しも、翌日には、川の大清掃でいくつの灯籠を回収したなどの話題になる。

 空を漂う多くの幻想的な光。川面を流れる灯籠のゆらめき。どちらも幻想的で一度は参加したいという観光客は多い。しかし、エコや安全性を犠牲にするなど、いくつもの課題を棚上げにしたまま行なわれている側面は否めない。このイベントに限らず、そろそろ観光収入のために犠牲にするものを取捨択一する時期にも来ているのではないだろうか。

【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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