【タイ】盗まれたフライドチキンに少女が激怒=YouTubeは数日間で100万PV

Global News Asia / 2014年11月14日 8時45分

タイ南部サトゥン県知事の持参したフライドチキンを食べる少女一家(タイメディアより)。

 2014年11月11日、タイ南部サトゥン県に住む少女が、フライドチキンを買ってすぐに何者かに盗まれた。その時の憤りをYouTubeにアップしたところ、11月13日現在までの数日間で100万ページビュー(PV)を超えたと話題になっている。

 タイ地元紙やメディアによると、彼女がアップしたビデオは自画撮りでフライドチキンが盗まれた憤りを素直にぶちまけただけのもの。しかし、どうした経緯か、あっという間にタイ全土で話題となってしまった。

 少しの間コンビニに立ち寄った時に、自転車のカゴからフライドチキンは消えていたという。15歳の少女は、ビデオの中で南部訛りのタイ語でまくしたてるように語っている。

「たった30バーツ(約100円)。2切れのフライドチキンを何で盗むの?」
「別に30バーツくらい、大したお金じゃないからいいけど、本当なら今頃は美味しく食べている頃なのよ」
「でも、気分悪いわよね。私は家族を助けるために中学2年で中退せざるを得なかったのよ」
「わけわかんないわよね。盗っていった人は、今頃ノドに骨が引っかかってるわよ」
 という具合に、話題のビデオは約2分弱、タイ南部独特の訛りと早口でまくしたてるように話している。

 そしてこの話題は、ついにサトゥン県知事の耳に届くところとなった。知事は、フライドチキンを携え、少女の家を訪問した。そして、その時の状況や彼女の家が置かれている状況に同情し、フライドチキン販売店に彼女を雇うように要請することを約束した。

 また、ビデオを見て同情した多くのタイ人や近隣住民からは、彼女へ寄付金も寄せられているという。

 彼女自身は、何も深い考えもなく思いのたけをそのままアップしただけだったようで、大きな反響に戸惑いを見せながらも、寄せられた温情に感激し、感謝をしている。そして、その資金を元手に商売をするかもしれないと取材陣にほのめかした。

【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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