僧侶の姿でライブした日本人バンドにタイ人が激怒
Global News Asia / 2014年11月14日 9時15分
2014年11月13日、タイメディアによると、タイの僧侶が着用している袈裟を着けてライブを行なった日本人バンドに対して、タイ人のSNSが炎上、当人たちが謝罪する事態になっている。
騒動のもととなったのは、日本人のパンクバンド「ワット・メイヘム・オーケストラ」。ボーカルの山内圭哉氏が、タイの僧侶が着る袈裟をライブで着用したものだ。その写真を自らのバンドのフェイスブックにアップしたところ、多くのタイ人が憤慨。結局、写真は削除された。
その直後、彼らは同Facebook上で、「私たちは、タイの人にとって仏教がいかに大切なものか理解が足りませんでした。タイのみなさんを不快な思いをさせてしまったことをお詫びします」という趣旨の謝罪文を公開した。
タイでは、王室への不敬と並び、仏教への冒涜もタブーになっている。ただ、不敬罪が憲法に規定されていることと違い、仏教への冒涜はいわば不文律であるため、外国人が行わうこうした行為が、時おりタイ国内で話題となる。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】
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