「ジャパンフェスティバル イン ベトナム2014」105,000人の来場客で賑わう
Global News Asia / 2014年11月18日 22時50分
2014年11月15日、16日にベトナムホーチミン市に開催された、ジャパンフェスティバル イン ベトナム2014(武部勤委員長)が閉幕した。
このイベントは2013年に日越外交関係樹立40周年事業の一環として第一回目が開催されたもので、日本企業の進出支援や訪日促進のための観光地紹介、そしてJ-POPなどのカルチャー文化に触れてもらうイベント。今回は昨年の65,000人の来場者を大きく超え、105,000人を集客。内容もより充実していた。
前夜祭、開会式には、両国政府関係者によるセレモニーが開催され、ベトナム政府関係者から、このイベントが両国の文化・経済交流に寄与することを高く評価され、和やかなムードで開幕した。
会場では、観光や教育事業など、日本への旅行や留学などに関心のある学生が多数訪れた。また、裏千家など日本の伝統文化に触れる機会としても好評。メインステージではウルトラマンショウや武楽座など、日本を代表するコンテンツが繰り広げられ、終日満員の賑わい。会場内の各ブースにも行列が途絶えることがなかった。
特にLOVE JAPAN VIETNAM SHOWは日越両国のアーティストの共演の場として、連日会場からあふれてしまった観客も多数出る盛況ぶり。
アジア10か国で活動を続けるGYPSY QUEENとともにLam Truong、Nhu Quynh、Trang Phap、Bao Thyといったベトナムを代表するトップアーティストが参加。日本から参加したメガネっ子アイドル時東ぁみは「ベトナム語で交流をしたい」という思いから、あいさつをベトナム語で行い多くのベトナム人観客から声援も。会場に来ていた学生は「ベトナム語を一生懸命話してくれて感動した。ファンになりました」と興奮気味に語ってくれた。
また、日本の強力なコンテンツであるアニソンではアニメをロック調に歌い世界的にヒットを出したアニメタルの坂本英三がベトナム初公演を果たし、若いアニメファンを中心に会場を盛り上げた。
会場はホーチミン市の中心部、9月23日公園。こうした日本イベントがこの会場で開催されるのは2回目。
大盛況となったイベントについて実行委員会は、「ベトナムでのイベントが認知された証拠、今後も規模を拡大して継続していきたい」と意欲を示していた。
【編集 : 安麻比呂】
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