タイ最大級の歌謡イベント、ルークトゥン・フェスティバルが開催へ

Global News Asia / 2014年11月20日 2時38分

次々と革新的な戦略を打ち出すアールサヤーム社を率いるネン・スパチャイ社長はタイのビジネス界でも注目される一人。

 2014年11月19日、タイの大手音楽レーベルであるアールサヤーム社は、12月20日(土)と21日(日)に今年で4回目となるルークトゥン・フェスティバルを開催すると発表した。初めての観光シーズンでの開催で、所属歌手100名以上が総出演の予定。

 このイベントは、1つのレーベルとしてはタイ最大級の音楽イベントとして、今年で4年目を迎える。昨年は、直前に高僧が逝去したために土曜日のみ開催し、翌日曜日から約1か月に渡ってタイ全土が喪に服した。こうした経緯から今回のテーマは「Happy Return」と掲げた。

 所属歌手総勢が100人以上となるタイ最大規模レーベルだけに、これまでも大ステージに上がれるのは、有名歌手のみ。新人や無名な歌手は第2ステージのみの出演となる。

 当日の会場は、ステージを中心に縁日のような屋台が建ち並び、移動遊園地も設営されるなど、タイの田舎で行なわれる寺祭りを再現したものになる。特に屋台では歌手本人が自分の店舗を開くので、直接話したり写真を撮ったりと交流することができる。このルークトゥンという歌謡曲界のみならず、タイの芸能人は誰も礼儀正しく、かつ敷居が低い姿勢を保っている。そのため、街角で遭遇しても気軽に写真撮影に応じてくれることも少なくない。

 しかし、実際には普段なかなか直接会うチャンスも多くはない。そのために、1年の感謝を込めたイベントとして年々規模を拡大しながら続けられて来たのがこのルークトゥン・フェスティバルでもある。

 歌謡曲というと野暮ったく思われるかも知れないが、古くからの日本の演歌のような曲のみならず、普通のポップスやロックも含まれ、いわゆる何でもありのジャンルが、このルークトゥンと呼ばれるものだ。著者は10年に渡って、これをタイの極楽音楽として、常々紹介してきた。

 そして、イベント主催のアールサヤーム社は、肌を露出するのは忌み嫌われていたこのジャンルの中で、バイトゥーイのセクシー路線を打ち出し、クラテー(カテー)のヒップホップスタイルでは、ジャンルの垣根を飛び越えた。そして、記者発表では、タイ国王が承認した国民的芸術家の1人チャーイ・ムアンシン氏とセクシー歌手バイトゥーイとジャ・アールサヤームの2人がコラボした最新プロジェクトが初めてライブでサプライズとして公開された。

 このようにして古い慣習にとらわれずに、次々と新境地を開拓して来たのが、アールサヤーム社だ。現在、音楽専門チャンネルとして同社系列が放送するサバーディーTVは、衛星ケーブル放送としてはタイ1位の視聴率を誇るのもその所以であり、その勢い売り上げともに親会社であるアールエス社をしのぐものとなっている。

 今回、初めて観光シーズンに開催される最大級の音楽イベントとして、ぜひ旅行でタイミング良く滞在される方にも覗いてみていただきたい。会場のアチコチで繰り広げられる歌手と人々の交流と満面の笑みに、もう一つのタイの姿を見ていただけるだろう。また、当日はトヨタのピックアップ車VIGOが1日1台当たるという抽選もイベントの最後にある。

ルークトゥンフェスティバル4
12月20日(土)21日(日)午後12時開場 終演午前0時頃
場所:バンコク都バンケーン区パホンヨーティン通りラーブ11
なお、会場への詳しい行き方などは、近日中に以下ブログに掲載
(ルークトゥン・タイランド! http://loogthungthai.blog34.fc2.com/ )
【取材/撮影 : そむちゃい吉田】

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