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東京ガス、マレーシアでエネルギー・プラントを建設

Global News Asia / 2014年11月23日 13時30分

ガス・マレーシア・エネルギー・アドバンス社の東レグループ・マレーシアに対する事業スキーム。

 2014年11月19日、東京ガスの子会社であるエネルギー・アドバンスとガス・マレーシア社が共同で設立したガス・マレーシア・エネルギー・アドバンス社は、このたび、東レのマレーシアにおける出資子会社である東レ・インダストリーズ(マレーシア)株式会社、ペンファブリック株式会社、東レ・プラスティックス(マレーシア)株式会社(以下、東レグループ・マレーシア)と、エネルギー・サービスに関する契約を締結し、エネルギー・プラントの建設に着手したと発表した。

 エネルギー・サービスでは、顧客のエネルギーに関する様々な問題を解決するため、ガス・コージェネレーション・システム、ボイラー、空調、水処理などの設備によって作り出した熱や電気等をエネルギー・サービス事業者が一括して効率的に提供する。

 本件のエネルギー・サービスでは、ガス・マレーシア・エネルギー・アドバンス社が、東レグループ・マレーシアの敷地内に、ガス・マレーシア社から調達する天然ガスを燃料とした32MW(メガワット)クラス・ガスタービン・コージェネレーション・システム(16MW×2基、追焚きボイラー付き)を設置、電力と蒸気を東レグループ・マレーシアに供給する。

 システムの設計・施工・燃料調達・設備のメンテナンスに至るまで、一括してガス・マレーシア・エネルギー・アドバンス社が担い、東レグループ・マレーシアからはエネルギー・サービス料金を受け取る。電気と蒸気の供給期間は2016年より15年間を予定。

 東レグループ・マレーシアは、小規模な設備投資でエネルギー・コストの削減、約20%の省エネルギー、約30%のCO2排出量の削減を図ることができる。
【編集 : YK】

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