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日本ケミファ、ベトナムで合弁会社を設立=医薬品の製造・販売を拡大

Global News Asia / 2014年12月7日 4時12分

ジェネリック医薬品をベトナムで展開する日本ケミファ・グループ。

 2014年12月4日、日本ケミファは取締役会において、連結子会社である日本薬品工業によるベトナムでの合弁会社(孫会社)設立を決議したと発表した。

 日本ケミファ・グループ全体での生産能力の増強、製造コストの削減、事業計画への対応を図るため、ベトナムの現地製薬会社であるM.S.Tファーム株式会社 (以下、MST社)と合弁会社を設立する。

 設立予定の日本ケミファ・ベトナム合弁会社は、資本金750万米ドル(約9億円)、日本薬品工業が60%、MST社が40%を出資し、2015年3月の設立を予定している。当初は日本市場向けの医薬品の製造を行なうが、将来的にはベトナム国内や他のアジア各国への販路拡大を進める。

 日本ケミファ・グループは、ジェネリック医薬品の需要が拡大する中、医療関係者、患者の要望に応えるべく、今後もジェネリック医薬品の高品質維持と安定供給確保、生産性向上に取り組む。

 日本ケミファ・グループの2014年度の連結売上高は320億円、純利益は19億円で、2015年度は、それぞれ353億円、15億円を見込んでいる。

【編集 : YK】

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