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【ミャンマー】教育支援活動にイオンが寄付=ユニセフ

Global News Asia / 2014年12月9日 10時30分

 一般財団法人イオン1%クラブ 横尾 博副理事長は「(一財)イオンワンパーセントクラブは、1989年に設立され、設立10年が経過した際により社会へ貢献できるような事業を始めようと、ユニセフ協会さまの理解、ご協力をいただき、学校建設支援事業がスタートしました。以来、カンボジア・ネパール、ラオス、ミャンマーで346校を建設してきました。

 毎年春に、ご協力いただいた皆さまとともに学校ができたことを祝する開校式を開催しています。事業の応援団として今春、歌手・女優の由紀さおりさま、声楽家の安田祥子さま、アテネオリンピック体操金メダリスト水鳥 寿思さま、ロンドンオリンピック新体操日本代表の田中 琴乃さまにご参加いただきました。ミャンマー語で歌われる日本の童謡を聞くのは大変な喜びであると伺っていますし、跳び箱を初めて経験したという話も伺い、オリンピック出場者から直接指導を受ける喜びを一人一人が噛み締めていることと思います。

 また、一般のご参加者はこれまでに716名の方がご参加いただきました。中学3年生のときから4年連続参加されている生徒さまからのご感想です。『毎月のお小遣いと、お年玉を貯めて、学校開校式に参加するのをとても楽しみにしています。初めて参加したのは小学生のときです。ふだんの生活で何かにつけて不満なことが多い私にとっては衝撃的でした。こんなに恵まれない環境があるんだ、ということだけでなく、そうした中で、子供たちの笑顔、キラキラに輝く瞳がとても印象的でした。

 私は将来、こうした子供たちに何かをしてあげられる仕事につきたいと思います』また、ミャンマー連邦共和国のヤンゴン市郊外・ラインターヤ地区に建設支援したマホガニー小学校に子どもが通う、お母さまキーン・ウィン・マーンさんからは『新しい小学校は、雨が降ってもとても静かで、子どもも「勉強に集中できる」と言っています。学校に行くのがすごく楽しみなようで、うちの娘は大きくなったら学校の先生になりたいと言っています』とコメントを頂いております。(一財)イオン1%クラブは、このような声を少しでも糧にして、日本発の企業として、社会のために少しでも貢献できるように、そして何よりも、次世代を担う若い方が、教育を自分の財産にして、社会を発展させ、自分自身も成長していく。こういった支援を今後もつづけていくということを今後もお誓い申し上げて、挨拶とかえさせていただきます」と話した。

 この7500万円の寄付金は、全国のイオン店頭などで来店客から寄せられた「ミャンマー学校建設支援募金」と、イオングループ主要企業各社で構成されるイオン1%クラブからの拠出金を合わせたもの。
【編集 : TY】


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