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【インドネシア】国際協力銀行、化繊ノズル製作所に融資=総額約2億2500万円

Global News Asia / 2014年12月16日 17時12分

化繊ノズル製作所が提供する各種精密部品。

 2014年12月12日、国際協力銀行(以下、JBIC)は、「海外展開支援融資ファシリティー」の一環として、化繊ノズル製作所との間で、JBIC分融資として196万米ドル(約2億2500万円) の貸付契約を締結したと発表した。

 化繊ノズル製作所は、1948年設立の化学繊維用紡糸ノズル等の製造・販売を行なう企業で、ノズル設計の柔軟性と微細加工技術は国内のみならず海外からも高く評価され、様々な形状の高品質化学繊維用紡糸ノズルを世界中の顧客向けに供給している。

 新興国の経済成長にともない、世界の化学繊維需要が伸長し、化学繊維用紡糸ノズル市場の堅調な拡大が見込まれる中、化繊ノズル製作所は、1995年にインドネシアにおいて設立した化繊インドネシア株式会社(以下、PTKI)の工場拡張及び設備増設を通じて、市場シェアのさらなる拡大を目指す。

 本件は、PTKIが行なう化学繊維用紡糸ノズル等の製造・販売事業に必要な資金を化繊ノズル製作所に対して融資するもので、三菱東京UFJ銀行との協調融資による。協調融資総額は280万米ドル相当(約3億2200万円)。
【編集 : YK】

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