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【エアアジア機 墜落】米軍が6人の遺体を発見、収容16人に・悪天候で捜索難航

Global News Asia / 2015年1月2日 17時42分

エアバスA320型機のコックピット。

 2015年1月2日、2014年12月28日午前6時17分(日本時間8時17分)に消息を絶ったインドネシア・スラバヤ発シンガポール行の、エアアジア8501便(乗客乗員162名)エアバスA320型機の捜索が続いている。

 現地メディアによると、2日、新たに7人の遺体を収容(6人の遺体はアメリカ軍の艦船が発見)し、これまでに収容した遺体の合計は16人になった。現地は悪天候で、船舶による捜索が続いている。

 収容された16人の遺体には、救命胴衣は着用されていなかった。1人は赤い制服を着たCAの女性だったという。積乱雲を避けるため急上昇して失速。救命胴衣を装着する余裕もなく海面に叩き付けられるように墜落したのではないかと見られている。

 墜落したのは、レーダーで機影を最後に確認できた位置から東へ約10キロのカリマンタン島南西部沖の地点周辺と見ている。現場は、雨期のため悪天候が続いており、ダイバーは待機したまま。波も高く水中は濁りが酷いため潜水捜索に踏み切れない状況だ。

 事故機は、2014年11月に定期点検整備を終えたばかり。これまでトラブルは無かった。機長のエアアジアでの飛行時間は6100時間で、インドネシア軍での飛行時間を含めると21000時間のベテランパイロット。フランス人副操縦士は2275時間だった。

【編集 : 高橋大地】

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