日立グループ、シンガポールの水関連設備エンジニアリング会社を買収

Global News Asia / 2015年1月9日 14時20分

アクア・ワークス社は、噴水・プールなど水を利用した景観設備の設計・エンジニアリング、施工、メンテナンスに携わっている。

 2014年12月29日、日立製作所(以下、日立)は、インフラシステム事業の東南アジア地域統括会社である日立インフラシステム・アジア社を通じ、シンガポールのアクア・ワークス・アンド・エンジニアリング株式会社(以下、アクア・ワークス社)の買収を決定、発行済み全株式に対する売買契約を締結し、2015年1月末の買収完了を目指していると発表した。

 逆浸透(以下、RO)膜システムは、海水淡水化による飲料水の確保や、生活・産業排水を工業用水などへ再利用可能とする水処理システムの中核となる。水資源の少ない島嶼国や中東などの地域では、噴水やプールなど多くの水を利用する景観設備にRO膜システムを併設する設備構成が主流となっており、需要拡大が見込める。

 日立は、日立インフラシステム・アジア社の100%子会社である日立アクア・テック社において、RO膜システムの設計から製造、販売、メンテナンスを手がけており、これまでシンガポールやモルディブ共和国、中東諸国での豊富な納入実績がある。一方、アクア・ワークス社は、シンガポールを中心に、噴水・プールなど水を利用した景観設備の設計・エンジニアリング、施工、メンテナンスに携わり、顧客からデザイン力やエンジニアリング力を高く評価されてきた。

 本買収により、日立が事業展開する水処理システムであるRO膜システムにアクア・ワークス社の有する水関連設備を組み合わせることで総合提案力の強化を図るとともに、アクア・ワークス社の東南アジアでの顧客基盤を活用することで、水・環境ソリューション事業の強化・拡大を目指す。

【編集 : YK】

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