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【エアアジア機 墜落】残骸尾翼を30メートルの海底から、海上に浮上

Global News Asia / 2015年1月10日 21時0分

エアアジアA320型機。

 2015年1月10日、インドネシア救難当局は、事故機の尾翼部分をバルーンで海面に浮上させた。これまでに約50人の遺体を収容している。

 現地メディアによると、昨日ブラックボックスを早期に回収するため尾翼を若干持ち上げるためにバルーンを使用することの検討を始めていたが、今日、インドネシア海軍が海底の尾翼残骸にバルーンを取り付け約30メートルの海底からエアアジアのロゴの入った尾翼を海面に浮上させた。ブラックボックスの探索は継続中だが、まだ見つかっていない。

 エアアジア機は、スラバヤを離陸して36分後の28日午前6時12分ジャカルタの管制塔に「天候が悪いので左向きに針路を変えたい」とリクエスト。管制官からの許可後、さらに「6000フィート(約1800メートル)高度を上昇して3万8000フィートにしたい」と再度リクエストしてきた。管制官は周辺の航空機の状況を確認後、6時14分に2000フィート(約600メートル)の上昇を許可すると伝えたが、エアアジア機からの応答がないまま、6時17分に管制塔のレーダーから機影が消えた。 

 エアアジア機が避けようとした積乱雲は、高度4万8000フィート(約1万4600メートル)に達する大型で、雲の中は氷の粒子を含む氷点下80度の超低温。事故原因は、高度を上げようとした直後に、この氷が機体やエンジンに着氷してエンジントラブルを起こし、エンジン出力が急激に低下した。高度3万6000フィート(約1万1000メートル)まで通常の65%ぐらいの遅い速度で上昇したが揚力を失い、分速1万1000フィート(約3400メートル)で機体後方から急落下し海面に衝突したと見られている。
【編集 : 高橋大地】

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