トレイダーズ・ホールディングス、インドネシアで商品先物取引事業を開始

インドネシア商品先物デリバティブ取引所(ICDX)。

　2015年1月14日、子会社がFXとオプション取引を提供するトレイダーズ・ホールディングスは、インドネシアにおける子会社PIALANG JEPANG BERJANGKA株式会社が、このたび営業を開始したと発表した。

　トレイダーズグループは、成長戦略の一環として、グローバル事業の展開の加速を掲げており、昨今の成長著しいインドネシアにおける金融市場において、当該子会社が商品先物取引のブローカー業務を展開する。

　世界第4位の人口を持つインドネシアは、世界有数の資源国で、国内総生産(GDP)、個人所得ともに伸びており、最も注目されている新興国の一つである。

　ジョコ・ウィドド大統領の発表によると、今後、インドネシアは生産のコモディティーを含めた商品取引を、大きな政策の一つとして推進するという。

　インドネシア国内での商品先物取引において、トレーダーズグループは日本で培ってきた実績とノウハウを活用し、早期に市場に参入することで、地位の確立とさらなる市場開拓を推進し、海外事業の拡大を目指す。
　
　新会社PIALANG JEPANG BERJANGKA株式会社は、資本金50億ルピア(約5000万円)で、トレイダーズ・ホールディングスが95％を出資し、2014年5月30日にライセンスを取得、2015年1月14日に営業を開始している。
【編集 : YK】