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伊藤忠商事、タイの財閥と共同で中国企業に出資=総額約1兆2040億円

Global News Asia / 2015年1月21日 21時22分

タイ企業・中国企業との提携により、伊藤忠商事の中国・アジアを重点とする非資源分野での成長戦略が大きく前進する。

 2015年1月20日、伊藤忠商事は、タイの財閥チャロン・ポカパン・グループ(本社:バンコク、以下、CPG)と折半で出資している中国・タイ・ブライト投資株式会社(以下、CTB)を通じて、CITIC株式会社(本社:香港、以下、CITIC)CITIC に出資(以下、本資本提携)することに合意したと発表した。3社は、広範な地域および事業分野での協業を目的とする戦略的業務提携の実施についても合意。

 本資本提携に関しては、2段階の取引を通じてCTBはCITICの株式を総額約803億香港ドル(約1兆2040億円相当)で取得する予定。第1段階として、発行済み株式の10%をCITICグループから取得。第2段階では、CITICが新規に発行する、普通株式への転換可能な優先株33億2772万1000株を現金で引き受ける。株式への転換後、CTBのCITICに対する出資比率は約20%となる。

 CITICが国際化・多角化を推進するにあたり、1972年に中国政府が最初に「友好商社」に認定した伊藤忠商事、1979年に中国改革解放直後の中国に最初に進出した外資系企業であるCPGのプレゼンスを評価した結果、今回の提携につながった。アジア有数のコングロマリットである3社が密接に連携することで、今後、多くの協業機会の実現が期待できる。

【編集 : YK】

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