【タイ】軍政、酒類販売と路上屋台の規制を強化=市民は様子見
Global News Asia / 2015年1月28日 16時26分
2015年1月に入ってから、酒類の販売時間や路上屋台の営業時間など、軍政による新たないくつかの規制強化策が実行に移されている。今のところ、市民に反発する声はなく、しばらく様子見といったものが大勢だ。
去る1月23日には、ビールやアルコールの販売時間に関する規制が変更された。新たに許されたのは、午前11時から午後2時の間と午後5時から午前0時となり、1日10時間のみとなる。上記の規制は、これまで基本的に小売店鋪での販売が対象であったが、今回からは10リットルを超える卸し売りにも適応される。
しかし、国際空港内は対象外。また営業許可を受けたエンターテインメント施設なども午前0時までとなった。違反には1万バーツ(約3万6000円)の罰金が科せられる。
また、今回の報道ではキャンペーンガールやノベルティーの禁止についての記述が見られず、今回の規制強化では見送られた模様だ。
さらに、歩道上での屋台営業についても日中午後5時までは原則禁止となった。ただし店舗の軒先内での営業は可能のようで、歩道に出ない範囲で営業を続けている屋台も見受けられる。これまで毎週月曜日は、屋台営業が全面的に禁止されていたほか、シーロム通りでは2014年10月末から日中の屋台営業が禁止されている。
そして、概報( http://www.globalnewsasia.com/article.php? id=1427&&country=2&&p=2 )の通り、新たに5か所の歩行者天国の地区を設けることで、屋台営業者に配慮する形をとっている。
こうした軍政の規制強化の動きについて、屋台営業を営んできた人たちは、当然不満を漏らしている一方で、一般市民からは、歩道がスッキリして歩きやすくなったと評価する声もある。
しかし、軍政側も屋台が観光資源にもなっている一面については憂慮は抱いており、屋台営業の禁止については、あくまでもテスト期間であると強調している。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】
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