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中国人の違法ガイド、タイ人ガイドに暴行して発砲

Global News Asia / 2015年1月28日 19時49分

現場で事件の状況を説明するタイ人ガイドたち。

 2015年1月22日午後11時頃、タイ東部のパタヤの飲食店で、中国人の違法ガイドがタイ人ガイドに暴行して、発砲して逃走する事件が起きた、とタイメディアが伝えている。

 タイ人の中国語ガイドが他のガイド仲間や中国人客5人と食事をしていたところ、中国人の違法ガイドが7、8人、あとから入店。かかっている楽曲を巡って言い争いになり、タイ人ガイドが顔面を殴打され、目の横を切るなどのケガを負った。そのうち、中国人の違法ガイドが、店を出たタイ人ガイドに向けて4発発砲したが、幸いにも命中しなかった。

 事件のあと、被害者のタイ人ガイドたちは、中国人ガイドが宿泊しているホテルへ行ったところ、すでにチェックアウトしたあとだったという。

 被害者らは、23日にタイガイド協会の会員十数人とともに警察署に被害届を提出した。警察が調べた結果、発砲されたと思われる薬きょうが発見された。

 タイではパタヤやプーケットで、ライセンスを持たない中国人や韓国人らが、ガイドをしているとして以前から問題になっている。タイ国内で外国人へのガイドが許可されているのは、国家資格を持つタイ国籍者に限られている。

 ガイド資格は、英語、中国語、日本語などの言語ごとにわかれており、英語ガイドが一番有資格者数が多く、日本語ガイドは毎年一番受験者が多く、人気だという。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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