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古河ユニック、タイ工場を増強=海外販売拡大の生産拠点に

Global News Asia / 2015年2月5日 18時50分

古河ユニック(タイランド)の新建屋。

 2015年2月3日、古河機械金属グループの中核事業会社である古河ユニックは、タイにおけるユニック・クレーンおよびミニ・クローラ・クレーンの生産販売会社である古河ユニック(タイランド)株式会社(以下、FUT。資本金2億700万バーツ=約7億4500万円)の生産能力拡大のため、既存の工場敷地内に新建屋を建設し、生産設備を増強したと発表した。

 古河機械金属ユニック部門では、ユニック・クレーンおよびミニ・クローラ・クレーンの世界販売拡大を重点課題とし、生産拠点として古河ユニック佐倉工場(千葉県)、泰安古河機械有限公司(中国)、FUT(タイ)の3工場を有し、「3極生産体制」をとっている。

 FUTは2008年からユニック・クレーンのノックダウン生産を開始。生産技術、ノウハウの蓄積があること、タイはインフラも充実しており、東南アジア市場のみならず全世界を対象とした輸出拠点として適していることなどから、FUTを世界戦略製品の生産拠点にすべく、生産設備を増強した。

 2014年10月にはFUT現工場敷地内に新建屋が完成、このほど、組立・製缶・塗装設備の増設も完了。2015年1月29日、FUTに顧客などを招き、オープニング・セレモニーを行なった。現在、佐倉工場で生産している輸出機を順次、FUTに移管する。
【編集 : YK】

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