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台湾・トランスアジア航空機墜落、新造機のエンジン停止か

Global News Asia / 2015年2月6日 8時47分

JALとのコードシェア便を運航するバンコクエアウェイズは、ATR72-500型を8機、ATR72-600型を1機保有し、短距離路線に就航させている。今回の事故に強い関心を示している。写真は、バンコクエアウェイズのATR72-500型機。

 2015年2月6日、タイの航空関係者は、4日にエンジンが停止して墜落した可能性が高い、トランスアジア航空機(ATR72-600型機)の墜落事故に強い関心を示している。

 墜落したATR72-600型機は2014年4月に製造された新造機で、今年1月26日に定期点検を行なったばかりだった。

 このATR72-600型機は、欧州ATR社製ターボプロップ機で、座席数は72席。引渡し時に経由地のマカオで左エンジンを交換し、さらに運航開始後の8月には、オイル漏れの疑いで再び左エンジンを取り換えていた。

 ATR72はATR製のターボプロップ双発旅客機で、1988年に生産を開始し、世界で約700機が運航している。ATR機の多くは、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア、インド、ブラジル、北アフリカ、東アフリカなどにも導入されている。低燃費でメンテナンス費用などのランニングコストが安く導入メリットが高い。

 日本でも今年12月に天草エアラインが、ATR72より小型のATR42を導入し、天草ー福岡線・天草ー熊本線・熊本ー伊丹線の3路線に就航させる。

【編集 : 高橋大地】

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