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【タイ】中国人観光客を拝観拒絶=チェンライの寺院がマナーに困惑

Global News Asia / 2015年2月6日 17時18分

中国人観光客のマナー問題を抱えている、チェンライの仏教寺院のワット・ロンクン(ホワイト・テンプル)写真提供・タイ国政府観光庁。

 2015年2月6日、タイメディアは、チェンライの仏教寺院のワット・ロンクン(ホワイト・テンプル)が、中国人観光客の拝観を半日間拒絶したと伝えた。

 中国人観光客のマナー問題は、数多く起こっているが、寺院が拝観を拒絶することは極めて珍しい。犯罪者を悔い改めさせるような役割も寺院が担っているからだ。

 ワット・ロンクン(ホワイト・テンプル)は、歴史は浅いが純白に輝く彫刻のように美しい寺院で人気があり、チェンマイからチェンライへバスで周遊するコースのほとんどに組み込まれている。

 タイは、観光立国としては、日本よりはるかに進んでおり、タイ国政府観光庁の支局が国内各地にあり、観光客の集客に取り組んでいる。そうした中、寺院が参拝を拒絶したのは、想像を絶するマナー違反があったからだ。

 特にトイレの使用方法で、半日間の拝観拒絶後、寺院では、中国人観光客がトイレを使用する場合に限り、必ずガイドが付き添い、それでも不測の事態が起きた場合は、ガイドが全責任を持つ確約付きで、中国人観光客の拝観受け入れを再開した。
【編集 : 高橋大地】

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