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【タイ】中国人も憧れるタイへの移住=富裕層の祖先は中国からの移民が中心

Global News Asia / 2015年2月14日 18時49分

チェンライの仏教寺院のワット・ロンクン(ホワイト・テンプル)写真提供・タイ国政府観光庁。

 2015年2月14日、タイメディアが、中国WEBサイト「英派旅行網」の情報を伝えた。それによると中国の専門家は、中国からタイへのこの10年間の移民の増加を「第3次移民ブーム」と言うほどの人気だと説明している。

 タイ富裕層の多くは、祖父母の代やそれ以前に華僑としてタイに渡った人が多く、経済・政治的にも密接な関係を保っている両国だ。多くの中国人がタイへ移住したがる理由は以下の6つ。

1、環境が良く空気がキレイ
タイの雰囲気と環境を好む人が多い。中国の多くの都市と比べて、チェンマイなど空気がキレイな地域が多い。

2、生活コストが安く福祉も充実、老後をタイで過ごす
中国の中間層にとって、生活コストが中国の省都よりも安い。チェンマイで老後を過ごすという選択のハードルが低い。リタイアした欧米人が老後をタイで暮らすというトレンドがここ20年人気だ。

3、ビジネスチャンスと多元的環境
周辺のカンボジア、ミャンマー、ラオスに比べ、タイは先進的でインフラも充実し、人々の気質も開放的で穏やか。バンコク、チェンマイ、パタヤ、プーケットのような大都市や観光都市に分散して移住するケースが増えている。

4、コストパフォーマンスの高さ
中国に近く、コストパフォーマンスの面で選択しやすい。

5、産児制限がない
人口の少ないタイでは政府が出産を奨励している。ここでは子どもを4人、5人持つことも出来る。

6、自由に仏教修行ができる
仏教国のタイでは、僧侶に出会うことが多い。中国では仏門に入る人は少なく、厳しく過酷な条件が求められるため、中国で出家するということは、大病を患ったか、何か大きな傷を受けたとみなされてしまうが、タイではそんな事はない。タイ人は出家を、人生設計の中に取り入れていて、好きなときに出家・還俗することができ、周囲の目を気にする必要が無い。 

【編集 : 安麻比呂】

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