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【ミャンマー】東部・中国国境地域に戒厳令ー武装勢力を中国が支援の疑いも

Global News Asia / 2015年2月18日 9時26分

ミャンマーイメージ写真(日英グローバルセミナー提供)

 2015年2月17日、ミャンマーメディアによると、テインセイン大統領は、東部シャン州のコーカン地区に戒厳令を発令した。

 ミャンマー国軍と少数民族コーカン族武装組織との戦闘が激化しており、今月9日、武装組織が国軍の軍事拠点を攻撃し国軍兵士47人が死亡していた。国軍は空爆を行なうなど、交戦が続いている。

 コーカン地区は中国との国境に面しており、コーカン族は漢族が多いと言われている。 この地区は事実上は、コーカン族の自治区となっていた。しかし、国軍は2009年に「麻薬や武器の製造」など非合法活動を理由に衝突していた。また、武装組織のリーダーは中国に逃走していたとみられていたが、そのリーダーが中国から戻り、組織を再構築したと見られている。また、中国メディアに武装組織リーダーが「失った領土を奪還する」と発言したと報じられており、中国が武装組織を支援しているのではないかという疑いもある。

【編集 : 朝日音然】

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