プリンスホテル、タイの大手ホテルグループと業務提携

タイの首都バンコク中心部にあるデュシタニホテル。

　2015年2月17日、プリンスホテルは、タイを中心に、中国・インド・UAE・アメリカなどで国際的に展開している大手ホテルグループ「デュシット・インターナショナル」との間で、マーケティング・アライアンス契約を締結すると発表した。

「デュシット・インターナショナル」は、バンコクに本社を置くグループ企業「デュシタニ・パブリック・カンパニー・リミテッド」の傘下の会社で、ホテル、リゾート、サービス・アパートメント、スパなどを運営し、65年を超える歴史と実績を誇る。

　現在、デュシタニ、デュシット・デバラナ、デュシットD2、デュシット・プリンセスの4つのブランドで24のホテルを運営するほか、デュシット・レジデンス、テワラナ・スパを展開している。

　2015年春にはグアム島で最も高層となる「デュシタニ・グアム」をオープンするなど、今後も24のホテルを展開する予定。

　プリンスホテルでは2014年12月、タイのバンコクに営業拠点「バンコクオフィス」を開設するなど、今後の成長が期待されるタイを重要国と位置づけ、観光目的の旅行者とビジネス客の誘致など、訪日外国人の需要の取り込みを強化している。

　今回のマーケティング・アライアンス契約の締結により、セールス・マーケティング網の相互活用、Web連携などを行ない、事業展開地域の強化・拡大することで、相互においてブランド認知度の向上を図る。
【編集 : YK】