【ベトナム】国際協力銀行、鈴木栄光堂の飴菓子事業に融資=総額約2億840万円

三重県伊賀市にある鈴木栄光堂の工場。

　2015年2月16日、国際協力銀行(以下、JBIC)は、「海外展開支援融資ファシリティー」の一環として、鈴木栄光堂のベトナム法人である栄光堂ベトナム株式会社(以下、EKD)との間で、JBIC分融資として175万米ドル(約2億840万円)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。

　鈴木栄光堂は1877年に創業したおまけ付飴菓子「ゼリコ」で知られる老舗中小企業で、菓子類(キャンディー、チョコレートおよびゼリー等)の卸売業を主体としながら、大手菓子メーカー認可のもと、商品企画・製造、OEM受注などを手がけ、とくにアミューズメント施設および遊園地向け商品(プライズゲーム用景品等)については、業界トップの実績を誇り、2011年には中国にも進出した。

　なお、本融資は、鈴木栄光堂の完全子会社であるEKDが行なう、飴菓子の製造・販売事業に必要な資金を融資するもので、十六銀行、大垣共立銀行、滋賀銀行等との協調融資による。
【編集 : YK】