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「ゾウを通してアジアとのつながりを知る・ラオスとの国際共同保全プロジェクト」ー京都市動物園

Global News Asia / 2015年3月2日 14時30分

パネルディスカッション、左から田中氏・サイサモン氏・ハウンペット氏・和田氏・栁本氏。写真提供・京都市動物園

 2015年2月28日、ラオス政府との友好関係を強化している京都市は、昨年11月に京都市動物園に到着した子ゾウの公開を記念して『ゾウのお披露目「ゾウの森」オープン式典』を行ない10時からゾウの一般公開を行なった。

 午後からは、京都市国際交流会館イベントホールで、シンポジウムを開催し171人が参加した。講演内容は、「ラオスにおけるゾウの現状」(ラオス天然資源・環境省 森林資源管理局次長サイサモン・フォティサット氏)。「ラオスの森をこれからも活かしていくために」(ラオス国立大学林学部長ハウンペット・チャンタボン氏)。「ラオスから日本へ-ゾウ移送の報告-」(京都市動物園 生き物・学び・研究センター課長補佐 和田清太郎氏)。「新ゾウ舎及び動物園にいるゾウの紹介」(京都市動物園 種の保存展示課 飼育展示・施設管理係長 柳本 博氏)。

 講演者全員のパネルディスカッション「私たちがラオスのゾウにできること」コーディネーター(京都市動物園 生き物・学び・研究センター長 田中正之氏)では、参加者から、ゾウの名前の由来や、ラオスでゾウはどのような存在なのかなど盛んな質問が寄せられた。

【編集 : 朝日音然】

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