ジョホールバルとシンガポールを結ぶRTS(高速鉄道システム)の開発に遅れ
Global News Asia / 2015年3月3日 11時0分
2015年3月2日、マレーシアのメディアによると、マレーシアのジョホールバルとシンガポールを結ぶRTS(高速鉄道システム)の開発に遅れが出ているという。
理由はジョホーバル側の終点となる駅の場所が決定していないことだ。その候補地として「Bukit Changar」、「Tanjung Puteri」、「JB Sentral 1」、「JB Sentral 2」の4つが挙げられており、「Bukit Changar」が最有力候補とされている。が、いまだマレーシア政府の正式な決定には至っていない。RTSが完成すれば、現在ジョホールバルからシンガポールまで車やバスで通勤している人たちの移動が大変便利になると期待されている。
RTSはシンガポールが対岸の町であるジョホーバルを衛生圏にしようという大規模な都市開発「イスカンダル計画」の一環である。同計画はマレーシア・シンガポール両政府の共同開発で2006年にスタート。香港と深センの関係を参考にしており、その開発面積はシンガポールの約3倍にも及ぶ。
2月6日に開かれた会議では、ジョホールバル側の終点の駅が正式に決定してから開発を再開することで両政府は合意している。
【翻訳/編集 : 小林ていじ】
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