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小籠包で有名な台湾の鼎泰豊(ディンタイフォン)がタイでも定着

Global News Asia / 2015年3月7日 11時0分

鼎泰豊のタイ第1号店となるセントラル・ワールド店は席数もかなり多く、大規模に展開している。昼食・夕食の時間帯は行列必至で、空いた時間でも7割は席が埋まっている。(高田胤臣撮影)

 2015年3月6日現在、台湾で最も有名な小籠包(ショウロンポウ)レストラン「鼎泰豊(ディンタイフォン)」が2011年5月にタイに上陸して以来順調に定着し、バンコク都内のデパートで2店舗体制となっている。

 鼎泰豊は台湾で食用油卸として1958年創業した。副業として販売していた小籠包が評判となり、1972年に小籠包食堂に方向転換。1993年に『ニューヨークタイムズ』の「世界で最も特色のある10大レストラン」に選ばれたことで一躍有名になった。

 日本では百貨店の高島屋グループの総合飲食店「株式会社アール・ティー・コーポレーション」がフランチャイズ事業で展開しているが、タイではシンガポール同様、シンガポールのベーカリーチェーン「ブレッドトーク」が運営している。

 場所は2店ともタイのセントラルグループのデパート「セントラル・ワールド」、「セントラル・エンバシー」に入居。最初の進出となった「セントラル・ワールド」の方は開店の2年以上も前からテナントは確保され、「近日開店」の看板を掲げていたものの工事は進まず、さらに2010年3月から続いていた当時の反政府デモによる放火でデパートの半分が崩壊。その後、2011年になりやっと開業に至り、バンコク在住の鼎泰豊ファンを喜ばせた。

 バンコク店においてもガラス張りの厨房からたくさんの従業員が働く姿を眺めることができる。小籠包10個210バーツ、6個160バーツだ。それぞれ日本円で約840円と約640円なので、日本の6個908円と比べてもずっと安い。味はもちろん本場と同じ味なのでよりお得感がある。人気のあるメニュー、エビ入りチャーハンも日本では1188円がタイでは約980円となっている。

 バンコクは東京以上に国際都市である。タイ旅行などでタイ料理を食べるのも楽しみのひとつだが、日本では高い外国料理を安く食べられるのでぜひオススメしたい。
【執筆 : 高田胤臣】

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