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ミャンマーの観光客増加率が東南アジアで第1位に

Global News Asia / 2015年3月21日 9時0分

ヤンゴン市内の観光の目玉の一つである「シュエダゴン・パゴダ」(竹永慶代 撮影)

 2014年3月21日、地元メディアによると、2014年度にミャンマーを訪れた外国人観光客は300万人を超え、増加率はラオスの10%、マレーシア8%、インドネシア、カンボジアの7%を抑え、前年度比53%増加で東南アジアではトップとなった。

 ちなみに東南アジアにおける外国人観光客数1位は2800万人のマレーシア。次いで2位が2400万人のタイとなっている。

 ミャンマーは2012年に初めて観光客が100万人を突破して以来、毎年、観光客の増加率を順調に伸ばしている。

 その理由としては、民主化の流れを受けて観光客だけではなく、各国よりビジネスマンの来緬が急増したことや、国際線の就航の増加などが挙げられる。また当初は、観光客の増加に対して宿泊施設が不足するなど、インフラの不備が指摘されていたが、近年はホテル建設が進んでいる。

 ミャンマーは世界三大仏教遺跡と言われるバガン地方や、開発が進むアンダマンビーチ、少数民族が周辺に住むインレー湖など、観光地として多彩な魅力を備えており、2015年の外国人観光客は450万人を超えるとミャンマー観光省では予想している。
【翻訳/編集 : 竹永慶代】

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