【タイ航空機乗入れ問題】日本の航空局との交渉に進展無し
Global News Asia / 2015年3月31日 17時0分
2015年3月31日、タイ側の機体整備基準と整備方法が、国際基準を満たしていないとして、日本の航空局がタイの航空機乗入れを禁止(既存定期便を除く、新規就航路線、チャーター便、機材変更など)した問題について、タイと日本の間で折衝が行われたものの事態に進展はないと3月30日タイのメディアが報じた。
日本の航空局(JCAB)によるタイの航空機の乗入れ禁止問題については、5月いっぱいまでにタイ側が解決策を示す事になっている。
今回の問題について、散発的な現地報道の中でやや明らかになって来たのは、タイの機体整備基準と整備方法が国際基準を満たしていないというものだ。
これは航空各社の整備体制ではなく、タイ航空局としての整備基準と体制の問題であるため、タイの国土交通省と航空局に早急な対応が求められている。
現在までに、タイ航空局と監督官庁である国土交通省は、日本側へ説明と説得を試みているが、これまでの所、日本側から事態の進展を示すような返答は得られていない。
タイ国交省は、この事態が中国やヨーロッパ、米国などに波及することを恐れており、日本、韓国との交渉に合わせて、早急な対策も作業しているという。
こうした事態にタイ航空各社と旅行代理店は、各社対応に追われる中、一致して日本と韓国の決定に国土交通相に早期解決を求めている。
これまでに販売された2万席のうちノックスクート社は、シンガポール籍の機体とパイロットで、振替が出来つつある。
タイエアアジアXは、5月から予定していた札幌ーバンコク線について、事態の推移を注意深く見守っている。とコメントを発したのみ。マレーシア籍の機体については、これまで通り運行されていることから、代替え機体を用意することも検討されている。
また、ジェットアジア社は、3月31日から4月18日に予定していた東京ーバンコク間のチャーター便が影響を受けているとして、現在代理店と顧客への補償策を検討している。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】
この記事に関連するニュース
-
花火に無粋な迷惑ドローン、無許可飛行で打ち上げ中断…監視難しく主催者は対応苦慮
読売新聞 / 2024年7月30日 15時45分
-
アングル:北朝鮮のごみ風船とGPS妨害、韓国領空での飛行にリスク
ロイター / 2024年7月12日 17時43分
-
マンション大規模修繕工事会社の社員3名がドローンの国家一等資格を取得
@Press / 2024年7月9日 10時0分
-
<ドローンの「今」を知る>国土交通省航空局の担当者が語る”ドローンの制度運用状況と最近のトピック”
PR TIMES / 2024年7月8日 11時15分
-
【JPIセミナー】国土交通省「航空分野の脱炭素化及びSAF導入促進に向けた取り組みと課題」8月6日(火)開催
PR TIMES / 2024年7月4日 17時45分
ランキング
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)