【タイ】タイ大使館が訪日タイ人に呼びかけ

サクラは日本に憧れるタイ人が富士山とともに、ぜひ見たいという大きな観光目的となっている。(そむちゃい吉田 撮影)

　2015年4月1日、東京都目黒区にあるタイ大使館は、Facebook上で日本を訪れるタイ人に向けて、花見のルールを守り、マナーを守るよう呼びかけている。

　在東京タイ王国大使館が同Facebookで、現在、観光などで日本を訪れているタイ人に向けてタイ語で呼びかけたもの。

　折しも桜が満開となり、花見に参加するタイ人が多くいると予想して、以下の6項目のルールを守り、マナーを持って恥ずかしくない行動を取るようにと呼びかけている。

花見のルール

1:桜の花や枝は取ってはいけない。

2:必要以上のスペースを取ってはいけない。1人で余分なスペースを確保してはいけない。

3:座る時には、桜の木を傷つけないように距離を取ること。

4:アルコールを飲み過ぎないようにすること。

5:大きな声や音を立てないこと。周辺住民に配慮すること。

6:ゴミは全て持ち帰ること。捨てる時には分別すること。

　タイの報道では、国内の中国人観光客のマナーがこれまで話題になったように、タイ人自身が外国でその国のマナーを守ることが大切であり、そうでなければ、中国人を中傷することなど出来ないと呼びかけている。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】