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【タイ】9割が日本に行ってみたい。タイが断トツの訪日意向

Global News Asia / 2015年4月6日 9時0分

昨年念願の日本訪問を果たし、富士山にも観光した歌手のイム・スティダーさんは、この後タイへビデオ通話で報告していた。(そむちゃい 吉田撮影)

 2015年4月6日、3月に公益財団法人新聞通信調査会が発表した調査結果によるとタイ人の90%が日本に行ってみたいと思っていることがわかった。

 今回発表された調査は、公益財団法人新聞通信調査会が1月に行った「諸外国における対日メディア世論調査」で、対象国はアメリカ、イギリス、フランス、中国、韓国、タイの6カ国。タイでは対面で行われ、他5カ国は電話調査として行われた。

 調査では、日本に行ったことがあると答えたのは、韓国43.8%と一番多く、続く米国が9.2%。続いて中国8.0%、英7.5%、仏4.1%でタイは3.3%と一番低かった。

 しかし、行ってみたいという願望ではその分タイが一番多く90.8%の人が行ってみたいと答えた。他は仏57.8%、英57.1%、米国56.4%、韓国54.2%と平均二人に一人なので、その人気ぶりが伺える。一番低い中国は21.4%だった。

 タイ人の行ってみたい場所は、東京の1位に続いて富士山、北海道、京都奈良、九州沖縄の順に続いて、ディズニーリゾートやUSJといったアトラクション施設になった。

 行った先で何をしたいかという設問では、1位日本の文化と歴史ある街を見る。2位日本食を食べる。3位買い物をする。4位温泉に入る。5位ポップカルチャーに触れるとなった。

 ここで注目すべきは、4位で温泉に入りたいというタイ人が多いこと。実はタイでは服を脱いで湯に浸かるという習慣が無い。逆に人前で肌を晒すことはタブーとさえされているため、海水浴でさえ水着ではなくTシャツなどを着たまま。

 当然、日本の温泉文化について、大浴場では裸になり大勢で入ることなどはテレビの旅番組でよく取り上げられており、既に知り渡っている。

 こうしたことから、タイ国内でも温泉の開発は多く行われており、北部チェンマイでも休みには大勢の観光客で賑わっている。しかし、それでも服は着たままである。

 この調査には他にも興味深いデータが掲載されているので、引き続きレポートしたい。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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