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【ミャンマー】中古車の輸入規制緩和により乗用車の登録台数が10年で5倍に

Global News Asia / 2015年4月8日 17時0分

ヤンゴン郊外の車の処理場に積まれた中古車の山(竹永慶代 撮影)

 2015年4月8日、地元メディアによると、ミャンマーでは中古車の輸入許可書の発行を長年に渡り厳しく制限した結果、あまりにも古い中古車が国内にあふれる事となり、排気ガスや交通事故が大きな社会問題となっており、その打開策として2011年9月、40年以上国内で使用された車を政府に返却し廃車証明書を取得すると、新しい年式の中古車を輸入する許可書を得ることができるという「中古車代替政策」が打ち出された。

 その後、返却対象車が30年から20年と徐々に緩和され、個人でも中古車の輸入が可能になった事などから、ミャンマー運輸省の調べによると、国内の乗用車登録台数は2005年の10万台から50万台(2015年1月時点)となり、登録台数は10年前と比べるとおよそ5倍の伸びとなった。

 急激な車の増加は交通渋滞を招く原因となり、特に車の集中するミャンマー最大都市ヤンゴンでは交通渋滞の緩和策として、立体交差の新設や道路整備工事などが急ピッチで進められている。

 車の登録・管理を司る陸運局の局総長は「2011年以前は車の台数が少なく、手書きのノートで管理をしていたが、車の急激な増加に伴いコンピューターによる作業に移行せざるを得なくなった。しかしコンピューターの扱いが苦手な年配の職員が多く、大変問題である」と語った。
【翻訳/編集 : 竹永慶代】

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