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【タイ】4月8日 午前8時、バンコク近郊で大雨と強風

Global News Asia / 2015年4月8日 12時0分

新興住宅街の看板が倒壊。このほか、商店の雨よけや建築労働者の寮のトタン屋根が吹き飛ばされ、市場の日よけも完全に倒壊していた。また、倒木で道路が塞がれている箇所も多数あった。(高田胤臣 撮影)

 2015年4月8日午前8時ごろ、バンコクに隣接するサムットプラカン県の一部が大雨と強風に見舞われた。民家や商店の一部が倒壊したり、倒木で道路が塞がれるなどの被害が発生している。また、大雨により道路の一部も冠水した。この被害による死傷者は確認できていない。

 タイでは5月ごろから10月末までが雨期で、それ以外の乾季に雨が降ることは稀だったが、10年ほど前から乾季にも雨が降ることが多くなった。

 また、2011年にチャオプラヤ河流域で被害を出した大洪水災害を見てもわかるように、タイは効果的な治水ができておらず、集中豪雨などですぐに道路は冠水する。

 タイの降雨は局地的なものが多い。雨期の典型的な降り方は局地的に短時間に集中して降るというものだ。そのためか、降雨直前は突風が吹くことも多い。

 タイの建造物は基礎工事などがしっかりしていないものが多く、また、強度が十分でないものも少なくない。そのため突風により建造物が倒壊し、下敷きになって死亡する事故も相次いでいる。

 本日の大雨と突風は特殊なケースではなく、日常的に発生するものである。降雨直前には周囲に注意したい。 
【取材 : 高田胤臣】

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