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【タイ】ソンクラーン連休スタート帰省ラッシュも

Global News Asia / 2015年4月12日 9時0分

連休直前、9日のバンコク都内の様子。いつも以上の渋滞が発生していたが現在はどこもスムーズだ。(そむちゃい吉田 撮影)

 2015年4月9日夜、バンコクから地方へ帰省する車による渋滞が既に始まっていた。タイ政府はこの日からを危険な7日間と称して、帰省客への注意を呼びかている。

 毎年水かけまつりが行われる4月13日から15日がタイ新年として多くのタイ人が故郷へ帰省する。今年は11日土曜日から15日が連休になっている。大企業や工場などは間の16と17日も休みとして、9連休としている所も多い。

 この期間は一年のうちで最も交通事故が多くなるのも通例で、毎年期間を定めて地方との幹線道路などでは警察官や地元自治体が監視を強めている。また、各監視所などには政府による簡易の治療所が設置されており、渋滞で気分が悪くなった帰省客の対応にあたっている。

 北部へ帰省中のタイ人によると、11日お昼頃にバンコクを出たものの、16時半頃でまだ中部ナコンサワンあたりだとのこと。普段であれば、バンコクから2時間ほどの距離だが、倍以上の時間がかかっているようだ。

 タイ政府は毎年このソンクラーン(水かけまつり)の期間や新年に危険な数日間を定めて事故防止に取り組んでいる。昨年(2014年)同時期の7日間での交通事故は3174件、死亡者366人だった。

 今年はこれまで、9日、10日の二日間で、723件の事故と59人の死亡が報告されている。

 また、バンコク都内はすでに多くの車が地方へと向かったため、いつもより交通量は少なくなっている。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】

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