【タイ】在住日本人だけでなく近隣諸国在住の釣り好き日本人までが訪れる『陣田筏』

釣果のサヨリ。多数の魚が釣れ、ボウズ(釣果ゼロ)で終わることはほとんどないというのがこの陣田筏の魅力でもある。(高田胤臣 撮影)

　2015年4月16日、釣りが好きな日本人にぴったりのタイのスポットを紹介したい。日本人経営の釣り用の筏で海釣りが楽しめる『陣田筏』だ。

　創業20年で経営者も3代目となる、タイ国内では最も有名な筏と言っていい。在住の日本人だけでなく、近隣諸国で暮らす日本人たちもわざわざこのために訪タイするほどの人気ぶりだ。

　筏は新しく完成したものを含めて3つある。潮流や時期によって筏の位置を変えながら、常に釣り人たちが最大の釣果を得られるように工夫されている。タイ東部の街シーラチャーまではバンコクから車で1時間半程度。さらに、シーラチャーの港から定期船かチャーターしたモーターボートで30分ほどのシーチャン島に出向かなければならないので、ちょっとした小旅行気分も味わえる。

　釣れる魚は仕掛けにもよるが、アジやアイゴ、クロダイ、サヨリなど多数。ホームページの歴代釣果には1メートルを超える魚も記録されている。

　天候で違うかもしれないが、筏は大きく揺れることはなく、子どもでも安全に楽しめる(一応ライフジャケット着用をお勧めする)。

　釣果はバンコクの日本人経営の居酒屋などで事前予約すれば捌いてくれる店もあるので、観光客でも問題ない。料金は大人でも800バーツ(約3200円)とリーズナブル。貸し竿もあるので手ぶらで訪れることもできる。詳しくは下記の陣田筏のホームページまで。

泰国陣田筏　:　http://jinda-ikada.mine.nu/4DACTION/J_Home
【執筆 : 高田胤臣】