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【ベトナム】ホーチミンの領事館でパスポートを更新してみる。日本発行パスポートとの違いとは!? 

Global News Asia / 2015年4月18日 9時0分

在ホーチミン日本国総領事館へはホーチミン市の中心部からタクシーで15分ほどで行ける(我妻伊都 撮影)

 2015年4月18日、海外へ行くときに必須なパスポート。アセアンでは気軽に移動できるLCCが充実しているため、出入国スタンプが増えている人も多いのではないだろうか。そのためアセアンを飛び回る日本人の中には、10年パスポートでも3、4年で更新する人も少なくない。多くの人はパスポート更新を日本で行うのだが、海外の日本大使館や領事館でも更新することができる。

 在ホーチミン日本国総領事館では、円安の影響で取得手数料が4月1日からこれまでの348万ドン(約1万9300円)から308万ドン(約1万7000円)へと改定されている。日本で取得する場合は合計1万6000円なので大差がなくなった。

 取得費用は多少高いが在ホーチミン日本国総領事館で取得するメリットは多い。まず取得日数である。提出日を含めて4営業日と日本の5営業日より1日早くできあがる。またホーチミンは移動費用が安いので、領事館へも安く行くことができる。ちなみに先払いが多いベトナムだが、日本ルールなので、手数料はパスポート受領時に支払う。

 海外の領事館で取得したパスポートと日本で取得したパスポートの違いはあるのか職員へ尋ねてみると「違いは分かりません」と素っ気いない返事が返ってきた。

 そこで同領事館の副領事に同じ質問をしてみると、「パスポート自体は同じです。違いは旅券番号のTHやTFなどの最初の2桁の英文字が海外発行だと分かる英文字が割り振られる点だけです」

 海外では、外国人にパスポートの常時携帯を義務付けている国が多いが、ベトナムでは義務付けられておらず、窃盗等が多いためパスポートは携帯せずに保管しておくように同領事館では呼びかけている。 

 ベトナムでホテルへ宿泊すると滞在期間フロントがパスポートを預かることが多いので、そのまま預けておくか、預けるのを拒否して、セキュリティボックス等で保管する人が多い。

 日本で最寄りのパスポートセンターが遠いなどの人は滞在先の大使館や領事館でパスポート更新してみるのもいいかもしれない。
【執筆 : 我妻伊都】

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