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【ベトナム】ベトナム料理といえば生春巻き!? 

Global News Asia / 2015年4月17日 17時0分

本場ベトナムでの生春巻きは中身、タレがバラエティーに富んでいた。味も現地だからといってクセがあるわけでもなく、外国人でもすぐに馴染める味わいだった。(高田胤臣 撮影)

 2015年4月17日、日本人にも馴染みのあるベトナム料理、生春巻きを現地で試した。

 ベトナムでは生春巻きは定番の料理というよりは軽食のひとつのようだったが、外国人向けのレストランには必ずメニューにその名があった。ベトナム語では「ゴーイクオン」と呼ぶ。

 生春巻きの皮は主原料になる米粉を水に溶き、湯を沸かしている鍋の上に張った布に薄く塗りつけて作る。クレープの皮を蒸して作るようなものだ。固まった皮はゴザやザルの上に載せて日干しにする。

 この生春巻きの皮は生春巻きのためだけではなく、いろいろな食材を包みながら食べるのにも使われている。筆者が紹介してもらった食べ方では、シーフード料理店で生のエビを香草と共に包んで食べるものがあった。

 包む前の皮はパリパリと固い状態になっているが、食材の水分ですぐにしっとりとしてくるくると巻くことができる。

 多くの生春巻きにはエビが入っているが、茹でられたエビの身がぼんぼりに灯が点ったようで美しい。タレは店によって違っており、味噌のようなもの、ニョクマム(魚醤)ベースのものなどがある。

 野菜もたっぷりと包まれているので、とてもヘルシーな一品であった。
【執筆 : 高田胤臣】

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