新たな「カン流」目指し、初の『カンボジアフェスティバル』明日開幕―東京・代々木公園

フェスティバルを盛り上げるのは、猫ひろし氏。(写真　特定非営利活動法人在日カンボジアコミュニティ提供)

　2015年4月25日と26日、新たな「カン流」を目指し、東京・代々木公園ケヤキ並木で、初めての『カンボジアフェスティバル2015』が開催される。NPO法人 在日カンボジアコミュニティの主催で、在日本カンボジア王国大使館、在日カンボジア留学生協会などの共催。両日とも10時～19時。

　日本カンボジア友好条約署名60周年記念として開催するもので、本格的なカンボジアのフェスティバルとしては、日本初になる。日本企業の投資先として注目を集めているカンボジアの現状などについて、10年以上前からカンボジアで企業活動を行なっているKURATA PEPPER代表・倉田浩伸氏や、クロマーツアーズ代表・西村清志郎氏の講演も行う。

　スペシャルゲストとして、タレントでランナーの、猫ひろしさんは、25日14時30分から、ステージに登場して、カンボジアでの活動やカンボジア代表として出場するシーゲーム(東南アジア競技大会)の紹介の他、応援にかけつけるK-1 JAPANの天田ヒロミ選手とノブハヤシ選手との対談で、フェスティバルを盛り上げる。

　カンボジア舞踊の頂点を極めた、カンボジア王国伝統舞踊団も出演。カンボジアから歌手、俳優、お笑いタレントなど6名が来日し、楽しいショーを展開する。(6名は25日のみ)

　日本ではまだまだ珍しい存在のカンボジア料理を堪能することも。ブースでは、ワンコインメニュー(500円)を中心に提供する。白身魚のココナツミルクのせご飯(バーイアモック)500円、魚のすり身団子スウィートチリ(プロヘットトレイ)500円、鶏肉のスパイシーハーブ炒め(バーイチャークルウン)500円、バゲッドのサンドウィッチ(ヌムパンパテー)500円、揚げ春巻き(3個)200円、カンボジア風お好み焼き(バンチャエウ)300円、豚肉のスパイシーハーブ和え餅米つき500円、鶏肉のせご飯(バーイサイッモアン)500円、カンボジア風ソーセージ200円。デザートは、ココナツミルクデザート(ロートドーン)300円、バナナちまき(ヌムオンソームチェーク)150円、かぼちゃプリン(ルパウソンクチャー)300円、タマリンドジュース200円など。

　主催の、特定非営利活動法人在日カンボジアコミュニティは、在日カンボジア人及び一般市民に対し、カンボジアの伝統的文化、生活習慣を伝えるなど文化交流の場を設けた多文化共生活動を行い、また、世界で生活するカンボジア人とのネットワークをつくり、在日カンボジア人が様々な社会活動に参加できる環境をつくることにより、在日カンボジア人が抱える諸問題を解決するための支援活動や情報の提供を行っている。同時に、母国カンボジアに対して、日本の優れた技術指導などによる支援活動を行うことにより、カンボジア王国の再建と復興への寄与を目的としている。
【編集 : MM】