【タイ】タイフェスティバルに豪華ゲスト歌手がやってくる！ その3

タイフェスティバル両日の大トリとしてステージにあがるサウンド・オブ・サイアム。タイ伝統音楽とジャズの融合は、日本で聴く機会も非常に少ない。欧米でも高く評価されている演奏は音楽ファンなら必聴だ。(在東京タイ大使館 提供)

　2015年5月6日、東京都渋谷区代々木公園で5月16日(土)、17日(日)に開催される第16回タイフェスティバルに、今年は例年以上の豪華ゲストが集結する。タイでも滅多に揃う事が無いゲスト陣は、それぞれに高い評価と人気を持つアーティストたちだ。

　タイフェスティバル両日、タイ国際航空の無料往復航空券が当たる抽選会の後、抽選に当たらなかったとしても、そこで帰ってしまうのは勿体ない。

　プログラムの大トリをつとめるサウンド・オブ・サイアムの演奏は、タイの伝統音楽とジャズを融合させたクリエイティブなバンドとして、タイ国内外に非常に高い評価を受けているので、聴かないと損をするというものだ。

　リーダーのサックス奏者コー・ミスター・サックスマンは、ソロとして活動する傍ら、多くの有名グループとも共演し多数のアルバムを発表している。

　また、ボーカルのプイ(ドゥアンポン・ポンパースック)は、オーディション番組The Voice Thailandで認められ、タイ国内で非常に高い評価を受けている。歌手としての活動の他、英語や歌唱を後進指導もしている。

　他の演奏者もタイでは一流の奏者たちだ。あまり知られていないかも知れないが、タイではバンコクはもちろん、ホワヒンなどでも毎年大きなジャズフェスティバルが開催され、世界各国のミュージシャンが集結する。

　また、プミポン国王ご自身がサックスを演奏されていた事から、ジャズへの傾倒も深い。こうした土壌もあり、タイの音楽家たちは欧米でも高く評価されている。
【執筆 : そむちゃい吉田】