【マレーシア】エアアジア、クアラルンプール〜パタヤ線を開設

タイ発着の日本便が不透明な中で新しいルートを開拓するエアアジア。ニーズに機敏に対応できるのはLCCの長所でもある。(写真はタイエアアジア。そむちゃい吉田 撮影)

　2015年5月18日、エアアジアが本拠地であるクアラルンプールからパタヤ(ウタパオ)空港への直行便の開設を発表した。

　タイを訪れる最大の国が隣国マレーシアからというのは、昔から変わっていない。戒律の厳しいイスラム国から国境を越えたすぐ隣で大いに息抜きをするマレーシア男性たちが、引きも切らない。

　そこに目をつけたのが、エアーアジアのタイ東部の歓楽街パタヤへの直行便だ。

　7月16日から週4便、パタヤ市街から30〜40分のラヨーン県サタヒップにあるウタパオ空港へ、就航すると発表した。

　ウタパオ空港は、バンコク首都圏第三の空港として国際便の増強を進めているおり、ターミナルビルなども現在急ピッチで工事が進められてる。

　この便が開設されれば、日本からクアラルンプール経由でパタヤというルートができることにもなるだろう。
【翻訳/編集 : そむちゃい吉田】