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【ミャンマー】ミャンマーでついに本格的な寿司を提供する店が出現

Global News Asia / 2015年5月18日 17時0分

「冬眠導入法」を用いたネタは新鮮そのもの(竹永ケイシロ 撮影)

 2015年5月18日、雨季を迎えようとする5月でも40度を軽く超える日が続くミャンマーだが、最大都市ヤンゴン市では寿司屋が大人気だ。

 その数は100店舗近くあると言われ、一つの通りに四、五軒も軒を連ねる場所もある。生ものはおろか、海の魚を食べる習慣さえなかったミャンマーで、寿司屋が増えたのには…

1.日本の回転寿司で働いていたミャンマーの人が、国の民主化に伴い、(以前とは違い)国内に起業チャンスがあると感じて大勢帰国して店を開いている。
2.日本食と言えば「寿司」というイメージがあり、贅沢をした気分になれる。
3.元々、タイ製の海苔スナック菓子の人気があり、海苔の味が広く好まれている。

などの理由が挙げられる。

 ネタの中ではエビ、サーモン、シメサバなどが人気があるが、100店舗もある割には仕入れ元が一緒で、寿司のネタにも味にもあまり差がなく、暑い気候の中、食中毒の恐れがある、と政府も呼びかけるなど、一部の日本人経営の店やホテルなどを除いては、日本人旅行者には衛生の面から少々ハードルが高い。

 そんなヤンゴン寿司業界に新風を吹き込んだのが「Yhet’s Sushi&Soba」(イェッツ 鮨&そば)である。

 Yhet’sが採用した「冬眠導入法」では、薬を使わずに針を刺すことで魚を冬眠状態にし、14日以上活魚のままで輸送する事が可能となる。

 これにより、日本から運ばれたネタはこれまでにない新鮮な状態で提供できるのが特徴である。(「磯」コース、38800チャット、約4200円)と、他のローカルの寿司屋に比べれば少々値段は張るが、日本を訪れた事のあるミャンマー人はもちろん、日本人でも満足するクオリティーで、他にも種類豊富な手打ちそば(5800チャット~、約630円~)、鶏天ぷら(4200チャット、約460円)、ブリのなめろう(6500チャット、約710円)などのメニューもあり、仕事の接待としても使える期待の店だ。
【翻訳/編集 : 竹永ケイシロ】

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