【ミャンマー】ケンタッキーフライドチキン(KFC)第1号店がボージョーマーケットの向かいに開業予定

土産物が何でも揃う「ボージョーマーケット」は観光名所の1つ。(竹永ケイシロ撮影)

　2015年5月27日、地元メディアによると、アメリカのグローバルブランドの1つ「ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)」がミャンマー最大都市ヤンゴン市のボージョーマーケットの向かいに、第1号店をオープンすると発表した。開店日など詳細については来月公表予定。

　KFCからフランチャイズ権を付与されている「ヨマ・ストラテジック・ホールディングス」は現在、FMIシティ、パンラインゴルフリゾート、スターシティ等の不動産開発や、三菱自動車、日野自動車、フォルクスワーゲンの自動車販売代理店、その他、小売り・ホテル・観光・農業などの事業を展開しているが、KFCを皮切りに、今後は飲食分野での事業拡大に力を入れて行く予定。

　ヨマ・ストラテジック・ホールディングスのJ・R・チン事業開発責任者は「歴史的な建物も多数あるヤンゴン市のダウンタウンエリアで、ぜひKFCのフライドチキンを味わって欲しい。皆様の憩いの場所を提供したい」と述べた。

　ヤンゴン市に住んでいるマ・ザザさんは「世界的に有名な店がミャンマーに出店することは、私達消費者にとって、選択できる店がまた1つ増えたということで楽しみだ。価格が庶民にも手が届く範囲だともっと嬉しい」と語った。

　KFCは年内には2号店以降の開業も予定している。
【翻訳/編集 : 竹永ケイシロ】